遺言書の検認とはどんな手続ですか?

2013-09-11

被相続人が遺言を残していた場合、遺言の執行を行わなければなりません。
「遺言の執行」とは遺言書に書かれた内容を実現するために必要な措置をとることです。
例えば自宅の土地・建物を長男のAに相続すると記載されていれば、遺言執行者は土地・建物をの所有権を移転するための手続きをとらなければなりません。

自筆証書遺言(自分ですべて書いた遺言)を執行するためには家庭裁判所で遺言書の検認を行わなければなりません。
検認とは、相続人に対し、遺言書の存在とその内容を知らせ、それと同時に遺言書の形状や加除訂正の状態、日付、署名など、遺言書の状態を明らかにする事を指します。これは遺言書の偽造や変造を防止することを目的にした手続きです。

検認の申し立ては、遺言書の保管者が相続の開始を知ったり、相続人が遺言書を発見したら速やかに行わなければなりません。申立先は遺言者の最後の住所地を管轄する家庭裁判所です。

また遺言書が封印されていた場合は、家庭裁判所で相続人または代理人の立会のもとに開封する事になっています。
よくテレビ番組やドラマなどで、見つけた自筆の遺言書をその場で開封して見て驚くといったシーンがありますが、
これをやってしまいますと、無効となりますので注意が必要です。
見つけたらかならずそのままの状態で裁判所へ行き検認手続きを取らなければなりません。

遺言書が「公正証書遺言」であった場合は、家庭裁判所での検認の手続きは不要となります。

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