遺留分とはどういう制度ですか?

2013-08-19

テレビドラマなどで、資産家の人が親不孝な子どもには遺産を与えず、側で長年尽くしてくれた女性に遺言を書いて全財産を与え、それに子どもたちが驚くといった場面がよくありますね。

相続人以外に遺産を与える事を「遺贈」といいますが、この遺贈を遺言で行う時には注意すべき点があります。

自己の財産を誰に渡すかは本来本人の自由ではあるのですが、これが行使されてしまうと、配偶者や子どもなど、その財産を頼りに生活している人たちの生活た立ち行かなくなる恐れがあります。 そこで、民法では兄弟姉妹以外の相続人には「遺留分」という制度が用意されています。

遺留分は相続分全てをもらえるわけではありません。 直系尊属(被相続人の父や母等)は3分の1、それ以外の場合の法定相続人は2分の1が遺留分となり、兄弟姉妹には遺留分はありません。

先ほどのテレビドラマのケースのように、遺留分のルールに反した遺贈や贈与が行われた場合、遺留分権利者は「遺留分減殺請求権(いりゅうぶんげんさいせいきゅうけん)という権利を行使し、自分がもらえる遺留分を請求する事が出来ます。

遺言を書く際には、遺留分についても十分に考慮する必要があります。詳しくはご相談ください。

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