認知症高齢者も裁判員になれる?

2014-03-10

Q:
認知症と診断されているAさんに裁判員裁判の裁判員候補として「質問票」と「呼出状」が届きました。本人は、質問票記載の内容も理解できていないようです。援助者としてはどのように対応すれば良いですか?

A:
被後見人・被保佐人は国家公務員になれないと規定されいます。
そして、国家公務員になる資格の無い人は裁判員となることは出来ないとされているため、被後見人・被保佐人に関しては裁判員になることはできません。(裁判員法14条・国家公務員法38条)
これに対し、被補助人については、このような規定が無いため、裁判員になることは可能です。

ただし、裁判員法14条3号には「心身の故障のため、裁判員の職務の遂行に著しい支障がある者」は裁判員になることができないと定めていますので成年後見制度を利用しているか否かにかかわらず、判断能力が不十分な場合は、この規定に基いて裁判員になれないという場合もあります。
もし不安がある場合は、事前に裁判所へ相談した方が良いでしょう。

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