詐欺的商法から高齢者の親を守る

2013-07-25

Q:
80代半ばの母は私と離れて田舎で一人で暮らしています。しばらく帰っていなかったため、久しぶりに母の暮らす実家に行ってみると、ちょっと気になる事がありました。使われていない部屋に新しい布団が積んであります。詳しく聞いてみると、若い男性が訪ねてきて、体に良いからと布団を進めてくれたので購入したと言います。ところがこの布団は50万円くらいの値段で、しかも本人が使う以上の品数を購入しているのです。通帳を見せてもらうと他にも数十万円単位で購入している形跡がみられました。相続した遺産もそんなに多くはありませんし、このままのペースでいろいろな物を買っていると将来が心配です。高価な商品を購入することを止める事は出来るのでしょうか。

A:
まずは受け取った領収書等から業者の名称や住所を確認してください。もし事実と異なる説明をして訪問販売をしているようでしたら、消費者契約法や特定商取引法に基いて、購入契約の取消し及び代金返還を求める通知をその業者に送付する必要があります。

もし、同居する事が難しい場合は社会福祉協議会等が行なっている定期訪問による見守りサービスを利用する事も検討すべきでしょう。

さらに契約に関して中立的な立場から判断する人を置きたい場合は、信頼出来る人との間で委任契約及び任意後見契約を結ぶという方法もあります。委任契約には「契約の取消権」を入れる必要があります。

また、判断能力の衰えにより契約が難しい場合は成年後見制度の利用も検討しなければなりません。法定後見制度には、「後見」「保佐」「補助」と判断能力の程度に応じて三段階に分かれます。

このように、本人が契約をする際にその判断を補うための人を立てて置く事が重要になります。疑問点等ございましたら遠慮なくご相談ください。

成年後見ホットライン:082-511-7100

Related posts:

  1. 一人暮らしの認知症高齢者を施設に入所させるには
  2. 成年後見人である事はどうやって証明しますか?
Copyright© 2010 広島成年後見サポートスクエア 運営:司法書士法人SOLY All Rights Reserved.