あの騒ぎを最小限に収めた大学の危機対応力

2015-01-21


ソリーです。

Apology press conference

巷では様々な出来事が起こりますが、
今回取り上げるのは、ある大学で、男性講師がおつきあいしている女子大学生の言いなりになって全裸になったというあの事件です。

ツイッターで学生がツイートする等騒ぎは大きくなっていきましたが
もう今その話題をされる方は少ないでしょう。テレビでも放送されなくなりました。

さて、連日に渡って追跡取材を受てしまう事例と今回の事例、
沈静化に成功したのにはどのようなポイントがあるのでしょうか。
それを大学の危機対応という点から考えてみたいと思います。

ポイント1 素早い公式コメント

http://www.tais.ac.jp/other/news/latest_…

上記の謝罪文は大学校長名で当日に出されています。
公式のコメントが無い間は、ずっと憶測での情報が飛び交う状態となりますので
長引けば長引くほど、あることもないことも拡散してしまう状態になります。
素早く大学としての公式コメントを出したという点がまず挙げられます。

ポイント2 事情をある程度深く公開する

この事が起こった経緯を、かなり深いところまで語っています。
この事情をある程度わかるように書いてあることで、多くの人はここで納得し
さらに深い情報を求めるという欲求を防いだといえます。
もし、あいまいな表現のままでしたら週刊誌等が徹底的に取材をして
赤裸々講師の○○!のような過激な見出しで煽ることとなったでしょう。

ポイント3 事実関係をきちんと調査し、適切に処分している

事実が分からいまま謝罪をしたりすると、それはそれで問題となる。
今回は直接本人に事実確認ができたことも幸いし、きちんと文書で事実確認済みであることを報告できている
その上で、適切な処分を行ったという経緯も書かれており、納得性の高いものとなっている。

以上のようなポイントもあり、今回の問題は、瞬間的に大きな話題とはなったとはいえ
比較的早く沈静化できたといえるのではないでしょうか。

SNSの発達によって、「隠す」という選択肢は出来なくなりました。
今回の事件もすでにツイッターで写真付きで広まった以上、緘口令を布くといった対応は無理でしょう。

隠さなければ公式にコメントしなければならない。
そこで、どのように対応するかという点で、その後の危機が大きくなったりもするし
逆に小さくなる。さらには逆転することもあるのです。

どの企業でも多かれ少なかれこのような事態は想定しておかなければならない時代かもしれません。
その時に初動をどうすべきか。今一度確認する必要がありそうです。

例えばホームページを緊急対応版にすぐに変更できるかどうかという点も点検が必要ですし、大きな企業であれば記者会見や告知文をどう書くかも想定しておく必要があるかもしれません。
危機対応というと、利益を生まないコストのように感じるかもしれませんがうまく対応することで、損失を抑える、また対応の仕方によってはファンになってくれるかもしれないものなのです。

様々なソーシャルメディアでのリスクが起こった時
「私たちならどうしたか。どうするか」と常に考える癖をつけることも重要です。
みなさんもこれを機に一度、何かが起こった時に
どう対応すべきか、考えてみてはいかがでしょうか。

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