拝啓 未来の歴史学者さま

2014-12-11

ソリーです。

昨日から少しだけ寒さが和らいだのですが相変わらず寒い日々が続きます。
風邪などひかないように気を付けてくださいね。

さて、今回は「デジタルデータは未来永劫残るのか」というテーマでお送りします。

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私たちが、数千年前の歴史を詳しく知ることができるのは遺された文献によってもたらされる絵や文字のおかげです。
上記のロゼッタストーンは石に刻まれて、さらに複数言語で同じことが書かれたことによって、文字の解読を可能にした貴重な資料となりました。

ハムラビ法典も石に刻まれて現在もその姿がそのまま残っています。日本に目を移せば、平安時代の物語も、木や紙に書き残した先人のおかげで今でも読むことが出来ます。歴史学者・考古学者はこの膨大な文字情報から歴史を読み解く作業をしているわけです。

私たち司法書士が普段から目にする戸籍も、紙によって保存されてきた歴史があるからこそ、何代にも渡って調べることも出来ると言えます。

しかし、そんな戸籍や登記簿にも電子化の波が訪れています。
今、紙の情報も電子化が進み、ほとんどの情報をコンピュータから出力することができるようになりました。

この電子化された情報
いったいどのくらい遺していくことができるのでしょうか。

実はDVDなどのメディアの寿命は数十年といわれています。
ハードディスクも同様に数十年で使えなくなってしまうといわれています。

石や紙のように、保管しておけば数百年・数千年も記録し続けるという訳にはいきません。
数千年後の人々が現在の情報を知るためには、保存されているデジタル情報を永遠に新しいメディアにコピーし続けていかなければならないのです。
一度でも忘れてしまうと、そのデータは闇へ葬りさられてしまいます。

また情報はデジタルデータで、特定のフォーマットに従って格納されていますから、
読み取り装置が変われば、古いデータを読み取ることも難しくなります。

データ保存はどれが安全? HDD、フラッシュメモリ、光ディスク
http://www.excite.co.jp/News/bit/E128133…

こんな記事もあります。結論は「どのメディアも安全ではない」なのです。

確かに私たちは電子化によってとても便利な世の中を享受しています。

しかし、私たちの世界を数百年後・数千年後に正確に伝えるというのは思ったほど簡単ではないのかもしれません。

未来の歴史学者は、消えたデジタルデータ、見たことのないデータフォーマットと格闘することがその仕事となるのかもしれません。

拝啓 未来の歴史学者さま

あなたの住んでいる未来にこのデジタルデータは届くでしょうか。
私たちの遺した歴史がちゃんと伝わるでしょうか。

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