小学生の教科書から学ぶ法制史~十七条憲法、大宝律令~

2014-06-25

こんばんは。月曜日担当ですが、書くのを忘れていた照本です。地道にベランダで花を育て続けておりますが、みかん色の日日草が毎日花を咲かせて、朝に晩に私の心を癒してくれています。

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先週植えたヒマワリも、今朝土の中から重たい頭を持ち上げようとしている姿がちらほら見受けられましたので、来週はその芽の写真をお見せできることと思います。

さて、昨晩、今日が社会のテストだという小学校六年生の子供と共に、歴史の勉強をしました。大化の改新から平安時代まで。小学校の教科書ですから、浅く全体を学ぶ感じですが、懐かしい。

中大兄皇子、中臣鎌足、蘇我入鹿、聖武天皇、桓武天皇・・・・・。すっかり頭からなくなっていた人物たち。

子供からは、『なんで「なかのおおえのおおじ」と読むのに、間の「」は書かないの。』との質問を受けました。確かに。そういうものだと覚えてしまったけれど、そもそも「の」は何のために。夜で疲れていた私は、『「の」をつけるのが流行っていただけじゃないかな。私もその時代に生きていたら、きっと「てるもとなつこ」だね』と適当に答えてしまいました。母さんを許してください。

その勉強の中で、「17条憲法」「大宝律令」など、今の法律の祖となるものが。学生の時には、特に興味もなく名前だけを覚えましたが、よく読んでみると興味深い。

17条憲法は、日本最古の「成文法」です。
「成文法」とは、「文書の形をとった法律の存在形式」のことを指します。これに対して、例えば、イギリスやアメリカなどは、過去の裁判例(判例)に基づく裁判を行う形式をとっており、この形式を「不文法」といいます。

17条憲法ができたのは、604年ですから、このような時代から皆が守るべき規則(17条憲法は官僚が守るべき道徳的なものをまとめたものですが)を明確にし、規則で治めていこうという考えが存在したということですから素晴らしい。

と、日本最古の成文法であることを思い出したところで、世界最古の成文法はなんだっけ??高校では世界史を選択し、大学で結構頑張って勉強したのが西洋法史でありながら、全く何も浮かばない。

仕方がないので、先程の子供の質問『「の」が名前の間につく理由』は調べませんでしたが、自分の疑問はそのままだと気持ちが悪いのでネットを検索。

そうそう!古代ローマ時代の「十二表法」、これが世界最古の成文法でした。紀元前449年に平民(奴隷)を治めるために慣習を成分化したといいます。

一部の人の規則として定められた十七条憲法から遡ること約1000年。世界は広い。
ローマ時代はその後もユスティニアヌス帝が散在するたくさんの法律を編纂させた「ローマ法大全」まで私法が発展し続けることになります。

久々に、実家に帰ったら大学時代の本でもみてみようかなという気分にさせられましたよ。小学生の勉強もたまには手伝ってみるものです。

あとは、名前の間に「の」がつく理由をいつか調べるだけですね。

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