司法書士法人SOLYソーシャルメディアガイドライン
司法書士法人SOLY(以下SOLYと呼ぶ)に携わる全ての関係者は、自分たち一人一人がSOLYというブランドの価値や魅力を正しく伝える大使としての役割を担っていることを自覚し、SOLYが定める以下のガイドラインを遵守する限りにおいてソーシャルメディアのを積極的に活用し、コミュニケーション活動を行うことを推奨します。
■ソーシャルメディアを利用する権利
すべての社員は他社がサービスを提供するソーシャルメディア関連サービス(ツイッター・フェイスブック・ミクシィなどのSNSやブログ、掲示板等のネットサービス)を利用する権利を有することを確認します。社員が持つ権利は以下の通りです。
(1)ソーシャルメディアサービスを仕事以外の個人的なコミュニケーションと自己表現の手段として利用する権利
(2)社員自身が所有するデバイス(端末)とネットワークからソーシャルネットワークにアクセスする権利
(3)ソーシャルメディアへの平等なアクセスの権利。(私的な利用に際してSOLYはアクセスを一つのグループに制限してはならない)
(4)デジタル情報に関するプライバシーの権利。(社員の個人アカウントにSOLYが直接侵入してはならない。)
(5)会社から干渉されずに、様々なソーシャルメディアネットワークの個人アカウントを所有、管理する権利
■ソーシャルメディアを利用する際の基本姿勢
適切な情報発信行動を行うために、公式アカウント・個人を問わず、ソーシャルメディアを利用する際の基本マナーとして次のことを遵守してください。
(1)プロフェッショナルとして責任ある発言をしましょう。
(2)法令を守り、市民として正し行いをしましょう。
(3)機密保持契約・守秘義務契約を守りましょう
(4)著作権・肖像権を尊重しましょう。
(5)自分が嫌がる投稿は人も嫌がるものと心得ましょう。
(6)周りの人の悪口を書き込むのはやめましょう。
(7)判断に迷ったら投稿をいったん止めて相談しましょう。
(8)間違いや、思わぬ反応があっても消さずに訂正しましょう。
(9)自己の意見と法人を代表する立場とを明確に区分しましょう。
■個人の立場でソーシャルメディアを利用する場合
オンラインに出す個人的な意見とSOLYとしての見解との境界線は非常に曖昧になりがちで、仕事としての利用とまったくプライベートな利用の違いが、自分たちが思っているほど、一般の人には明確になっていないことを自覚する必要があります。個人の立場でソーシャルメディアを利用する場合であってもその最終的な責任は法人としてSOLYが負わなければなりません。ですから、ソーシャルメディアの使用に際し次のガイドラインの遵守が求められます。
(1)ブランドの番人
SOLYというブランドをすべての従業員・関係者が守っていることを自覚し、すべての発言がSOLYのブランドの向上に資するかどうかを考えてオフラインだけでなくオンラインでも行動しなければなりません。
(2)雇用関係の明示
SOLYの業務範囲に関係した話題を投稿する場合は自らがSOLYの従業員(または関係者であること)を明示しなければなりません。
(3)個人的な意見であることの明示
SOLYの公式アカウント以外の発言はすべてSOLYの公式な見解ではありません。個人的な使用時に行う発言にはSOLYの公式な見解ではないという旨を明示しなければなりません。
(4)名誉棄損の防止
従業員(または関係者)は24時間365日SOLYを代表する存在として、他人に対する悪口、中小、名誉棄損をはじめ他人の権利を侵害するような行為をしてはいけません。
(5)守秘義務
従業員(または関係者)は就業規則及び司法書士法に基づき定められた守秘義務を遵守し、それがソーシャルメディア上でのいかなる発言にも適用されることを自覚する必要があります。
(6)機密保持
SOLYの持つ機密情報へアクセス出来る者すべては、その保持に責任を持たなければなりません。いかなるメディアにもその原則は適用されます。
(7)職務専念義務
従業員(または関係者)はすべて就業規則に従い職務に専念する義務を負います。ただし、これはソーシャルメディアへのアクセスを禁止するものではありません。職務上必要なコミュニケーションは他の通信手段と同様に扱うものとします。
■担当者の立場で公式アカウントを運営する場合
SOLYを代表する立場で発言する場合には以下の点を遵守しなければなりません。
(1)トレーニング
SOLYを代表してアカウントを運営する場合は、そのアカウントにログインする権限を得るために所定のプログラムを受講し認定を受ける必要があります。
(2)SOLYを代表する立場の明示
公認アカウントには公認カウントであることを明示し、発言はSOLYを代表する立場であることを明示する必要があります。
(3)投稿の判断
SOLY内の稟議を経ない発言を行う場合、「迷ったら投稿しない」というスタンスを基本とします。誤解を招くような曖昧な表現は避け、その内容が正しいか、読み手に不快な感情を与えないかどうか迷った場合は投稿を避けてください。
(4)他社の権利を侵害しない
第三者の権利を侵害する(著作権、著作隣接権の侵害など)行為をしてはいけません。許可を受けたコンテンツを使用する場合は利用許可を得ていることを明示してください。
(5)ソーシャルメディアのグローバル性を認識
ソーシャルメディアは日本国内だけに接続されているわけではありません。日本語でのコンテンツであっても、翻訳されて世界に広がる可能性もあります。文化や人種を超えて伝わるメディアであることを意識し、自国で正しいことであっても、別の国では不正確であるケースや違法となるケースもあることを忘れてはいけません。
(6)インターネット上の情報の恒久性
情報が一度インターネットで公開されてしまうと、後にそれを削除しても他の場所で記録が残る可能性があります。断片的な情報が独り歩きしないように、情報の出所を明示するなど、常に文脈も含めて正確な情報が伝わるように努めなければなりません。
■パートナー、契約者等の利用について
ソーシャルメディアプログラムを外部に委託し、パートナーや契約者がSOLYの公式アカウントを運営代行する場合であっても、このガイドラインの適用を受けます。さらに、次の項目を遵守する必要があります。
(1)報告・連絡
運用に関する統計情報、公式アカウントでのコメント等について決められた手順に則り報告をしなければなりません。
(2)SOLYの代表である自覚
外部の委託社であっても、公式アカウントで発信する場合はSOLYの代表であることを自覚し、ガイドラインを遵守しなければなりません。
※このソーシャルメディアガイドラインは、社員との議論の上より精度の高いガイドラインへと変更する場合があります。
最終更新日:2012年4月6日
前回更新日:2012年4月2日