高齢者見守りキーホルダー
ソリーです。
ブログを書くために旅から帰ってきました。
福井県福井市は空気のキレイな良い街でした。
でも東尋坊には行っていないですよ。念のため。
高齢者関連の情報を収集している中で、以下のようなものを見つけました。
「高齢者見守りキーホルダー」の波及効果 – 大田区
http://www.caretomo.com/carezine/article/6/118/article.html
そして全然分野が違う記事ですが、8月1日の記事にこのようなものがあります。
環状交差点ラウンドアバウト 来月施行 改正道交法で整備へ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014080102000236.html
この2つの記事の共通点は何でしょう。
今回はこの共通点を探っていく事を目的としたいと思います。答えは文末にて。
見守りキーホルダーの普及
高齢者見守りキーホルダーですが、地域包括支援センターが65歳以上の方を登録し、緊急時にキーホルダーに書いてある包括支援センターの電話番号に記載されたIDを伝える事でその人の個人情報が確実に伝わるというものです。万一の時の安心感から口コミで利用者が広まり、この制度を利用する方が増加しているようです。
また、個人情報は包括支援センターに年に1回更新に行かなければならない事で、その方の様子を支援センターの職員が直接確かめられたり、更新に来られない人をフォローする事も可能となります。つまり、支援する側にもより確実に地域の高齢者の様子を把握出来るという事で利用する地域も広がっているようです。
これはキーホルダーですから、ただ持っていればいいだけです。さらにキーホルダー自体に個人情報が入っているわけではないため情報漏洩の心配もありません。
さらに、元気な高齢者も安心のためと、包括支援センターに登録するため、将来介護が必要になった時にスムーズに支援に入る事が出来るというメリットもあげられるでしょう。
大掛かりなシステムよりもこのような簡単仕組みの方がより確実に広がっていくのかもしれません。
2つの記事の共通点
高齢者見守りキーホルダーと環状交差点(ラウンドアバウト)の共通点とは。
それは「アナログ技術」という事です。
キーホルダーは、それ自体はセンサーやGPS、緊急通報システムと違い機械や電気を利用しません。 常に携帯をしていてどんな環境でも情報を閲覧出来るという事です。充電切れで使えなかった、危機の故障により使えなかったというリスクを避ける事が出来るのです。
同じように環状交差点は地震等の災害時に信号が無くても交通が麻痺しないという点が大きなメリットとしてあげられています。
オフィスオートーメーション全盛の昭和の時代から日本はシステム化、電子化を大きく進めてきました。確かにそのメリットを享受し成果を上げてきた事も事実です。しかし、社会システムの問題に関してはアナログな手法をもっと見直す時期に来ているのかもしれません。


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