終活読本ソナエ2014年秋号が届きました。
めっきり秋めいてきましたね。
土日は逸の城の取り組みから目が離せなくなってしまったソリーです。
昨年、檀蜜さんの表紙で話題になった終活読本ソナエの今年の秋号が発売されましたので早速購入してみました。
ちなみに読本は「とくほん」と読むんですが、PCの変換では「どくほん」でも変換されますね。親切なことはいいのですが
正しい読み方を間違えてしまう危険性もあるかな~と思いました。
さて、毎回興味深いテーマを取り上げているこの雑誌ですが、
今回も世相を反映した終活で気になる話題が取り上げられています。
それが「人生の整理術」というテーマです。
エンディングノートがブームになり、思い出や記録などの「心の整理」が中心でしたが、
最近は片付けブームもあり、物理的な「物」を生前に整理するという気運が高まってきているように感じます。
そのような中で、今回は「親の家の片付け」というテーマが目を引きました。
近年の家族関係を考えると、親元を離れて別々の世帯を持っている家庭がとても多く、
夫婦両方が一人っ子といった場合は、同居したとしてもどちらかの親は親だけで暮らすことになります。
しかも、現在の70代、80代の持家比率は非常に高く、
親の家をどうするかという問題は避けては通れない課題になっているのです。
そんな親の片付けも含めて、今回のソナエでは片付けのステップとして次のようなものを紹介しています。
1.自分で片付ける
そんな中「老前整理」という言葉を世に出し、同名の著書が10万8000部を記録している著者の坂岡洋子さんが
そのきっかけを語っています。
「老前」というのは老いる前ということ。
だから、生きてる前というよりは、介護などが必要になる前という意味。
自身がまだ元気なうちでないと、片付けをする気力も体力も失われてしまう。
だからこそ、元気なうちに整理をしておくべきだという自身の経験から語っています。
2.親の家を片付ける
ご自身では片付けるのがなかなか難しいとなった場合に、実家が片付けられていないことを気に掛ける子供も多くいらっしゃいます。
そんな子供世代に向けてかかれた著書が「親の家を片付ける」というものです。
シリーズ累計12万部のヒットとなるこの本の著者も「みな同じような問題を抱えていた」ということがヒットの原因と分析しています。
3.専門業者に依頼する
亡くなってから残った遺品を整理する専門の業者も最近増えてきています。
遺品を整理する専門のトレーニングを積んだ業者が各地で信頼を得て活躍されています。
4.活用する
片付けに伴って出てきた品々を寄付したり、フリーマーケットで売ったりといった
方法で捨てるだけではなく、活用するという方法も提案されています。
いかがでしたか?
片付けについて一度落ち着いて考えてみる時間も必要かもしれませんね。
私も数十年何もされていない祖母の家をなんとか親が元気なうちに片付けたいと思います。
(お宝が眠っているかもしれませんし・・・ふふふ)
ではこの辺で。
次回は、同書でも紹介されている「見守り」についてお話したいと思います。


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