[書評] マグロ船仕事術
ソリーです。
今日は本を紹介しようと思います。
今回ご紹介する本はあるひ突然マグロ船への乗船を命じられたサラリーマンが
船長や船員に助けられながら、いろいろな気付きを得るという物語風の「リーダーシップ論」とでもいったらいいでしょうか。
仕事とは何か、チームとは何かという問いへの著者なりの答えが書かれています。
その中でも一番私が印象に残っているのが
コントロールできるものとコントロールできないものを分け、コントロールできることはすべてやって後は任せるという点です。
魚が獲れるかどうかは、その時の群れの動きや天候・気温・様々な外的要因にさらされるため、コントロールできません。
コントロールできないものをコントロールしようとすると、
あとどれくらいまぐろを取らなければならないと、無理をして事故になってしまうということもあるそうです。
逆にコントロールできることとは、
例えば網をしっかりとメンテナンスしておく。
最新のソナーを備え付けておく
他の船団からの情報を得るためにコミュニケーションをとる
といったことです。
出来ることは全部やった。あとは結果は天に任せる。その姿勢がとても重要だということです。
これはセミナー集客などで困っている人にも言えることかもしれません。
そのセミナーにどのくらいの人が関心を寄せて、しかも都合がついて、来てくれるかということは、ほとんどコントロールできません。
しかし、セミナーに向けてどれくらいの人に案内を出す。どこに連絡する、チラシやパンフレットを作る、
ウェブサイトで集まりやすいページを作るといったことは事前に確実にできます。
それをやり切ってあとは結果を待つ
そして、また改善して結果を待つ
その繰り返しでより精度の高いビジネスが出来上がっていくのだと思います。
コントロールできることを全うする。
当たり前のことですが、実はこれが出来ていないで結果を嘆く人が多いのです。
それは私にも言えるかもしれません。
マグロ船仕事術を読んで
そんなことを考えたソリーでした。
ではまた!


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