介護保険制度改正と、制度利用の仕組み
ソリーです。
今日は介護保険制度についてちょっとだけお話したいと思います。
介護保険は、私たちが支払う保険料が50%、税金が50%で運営されています。
第1期が平成12年度から平成14年度までで、そこから、2年ごとに、制度の改正と保険料の改定が行われてきました。
開始当初からすると、現在の保険料は20%上昇しています。高齢化が進み、介護保険を利用する人が増えた事が主な要因です。
平成24年度の第5期に合わせて、平成23年に法改正が行われました。(平成24年4月施行)
その改正の主なものとしては
1.医療と介護の連携の強化
2.介護人材の確保とサービスの質の向上
3.高齢者の住まいの整備
4.認知症対策の推進
5.保険者による主体的な取り組みの推進
6.保険料上昇の緩和
といったことが行われています。
〈参照〉厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/gaiyo/dl/hoken.pdf
要介護認定者数は制度開始時から315万人増加しており、先日書いたブログの通り
今後も増え続けることが予想されますので、制度もその実態に合わせた改正が行われていくようになると思います。
さて、そんな介護保険ですが、利用するまでの流れを図解しておりますので以下の図を一度確認していただき
大まかな流れを把握していただくと、実際の利用の場面で役に立つと思います。
介護保険制度の詳しい状況については厚生労働省のホームページにも詳しく記載されていますので、気になる方はこちらも合わせてご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/gaiyo/index.html


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