なぜTVショッピングで草刈機を売るのか
ソリーです。
週末の夜になんとなくテレビを見ていると、通販番組が始まりました。
モーターで動く草刈機。家の雑草も簡単にお掃除できるという商品を売っています。
でもふと思いました。
なぜ、テレビショッピングでは庭で使う道具を売るの?
芝刈り機以外にも、高枝切り鋏は有名ですし、そのほかにも高圧洗浄機などもある程度庭のある家庭でないと使うのは難しいと思います。
フロントエンド商品
高額商品を売る際に、その前に簡単に買ってもらえる少額の商品を売るというセオリーがあります。
この手前に売る商品をマーケティング用語で「フロントエンド商品」と呼びます。
私はこの草刈機のような庭をメンテナンスする商品はフロントエンド商品ではないかと推測したのです。
実際に購入したわけではありませんので、その後のセールスがどうなっているのかは分からないのですが、次のような推理ができます。
庭のメンテナンスをする商品を買った
↓
ということは庭のある一戸建てに住んでいる
↓
庭の手入れが行き届いていないということは高齢である可能性が高いし
しかもその手入れの行き届かなさを何とかしたいと思っている
↓
リフォームや、代行サービスの需要が大きい
↓
商品の販売後にリフォームや剪定代行などのサービスを案内する
↓
一度購入したことのある会社なので信頼感がすでにある
↓
高額商品が売れる!
というシナリオが描けるのかもしれません。
特に高枝切狭を買うということは庭に大きな木があるということですから、それに比例して大きなお屋敷である可能性が高くなります。
まとめ
読者の会社で、高額な商品や、商品説明が重要な商品を売っている方がいらっしゃいましたら、その商品を買う人が必ず欲しいものは何か。しかも自社に関連のあるものは何かを考えてみて「フロントエンド商品」を作って見ることも重要かもしれません。
そんなことを考えた週末の夜でした。


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